ある小児科門前の調剤薬局薬剤師の様子

今街中を歩いていると調剤薬局の数が増えているなと感じている人も少なくないでしょう。医薬分業が進む中で調剤薬局に期待される役割は大きくなっているようです。薬剤師はお薬の専門家として、地域の人の健康を支える役割を担っています。さて中には小児科クリニックの門前にある調剤薬局もたくさんあります。今回は小児科の調剤薬局の様子についてスポットを当ててみましょう。ある小児科の門前薬局では1日に来る処方箋枚数が多いときだと300枚を超えるそうです。特に冬場では体調を崩す子供も多いので処方箋枚数が増える傾向にあります。小児科で出されるお薬は粉薬やシロップが多いため、お薬を調剤するのに時間がかかります。あらかじめ予製している薬もありますが、子供の場合は体重や体調によって出される薬の量が異なることもあるので予製出来ないお薬の方が多いようです。調剤する薬剤師ははかり間違えがないようにするためとても気を遣って作業を行います。一方で患者にお薬を渡す薬剤師も、体重に見合った量であるとか、他の病院で飲んでいる薬と被っていないかをチェックしないといけないのでとても気を遣います。そしてこれらの作業をゆっくり行っていたら300枚もさばけないのでスピードも要求されます。そして小児科の場合は家族で受診することも多いので1回で3人4人分をまとめてお薬の説明をすることも多いのです。そしてお薬の説明が終わった後は、薬歴というものに記録を残す作業があります。日によってはほとんど休憩をとることが出来ずに調剤業務を行うこともあるのでとてもハードな薬局でもあるのです。